やわたはま国際MTBレース2016

リオ五輪代表選考会 Coupe du japon MTB XCO

5月15日、リオデジャネイロ五輪のマウンテンバイク(MTB)クロスカントリーの代表選手選考会を兼ねたCoupe du Japon MTBシリーズ「やわたはま国際MTBレース2016」が愛媛県八幡浜市の市民スポーツパークで行われた。

標高差85mの1周4.3kmを7周回するダイナミックなコース。

五輪代表の座がかかる男子エリートには60名が参加し当チームから岡本が出場した。

結果は17位と悔しいさが残るが、本人はすでに次戦に目標を向けている。

彼の努力はチームの仲間である私たちが知っている。

次戦も健闘を祈りたい。

 

#IMPULSE

【選手レポート】

 

八幡浜で開かれたリオ選考会に出場しました。

結果は17位、もっと上を目指す実力はある。それを実感したレースでした。そして課題も見えました。やはりレベルの高いレースは面白い‼︎それに尽きます。

 

コース前半の九十九折はハイスピードで展開されるがラインが重要でミスでタイムが開き、シングルなので抜きどころが少ない。そこからの上りもやはり抜きどころが少なくポジションが大切。

 

後半は桜坂からの激坂。こちらも抜きどころがすくないしトラクションを掛けにくい部分で滑る所もある…

ゴジラの背中は誰もが知る名コース。勢いとライン、そして体重移動が大切。

その後の上りは壁に近い。そして現るドロップオフ。晴れていても地面は湿っており滑りやすくスピードを乗せきれない。難しいが楽しい。

 

レースは最後尾よりスタート。直後に落車が発生。落ち着いて回避。しかし後ろからなのでシングルに入っても暫くは抜けない…前半は40番手ぐらいか。

 

やはり上りでも抜きどころが少ない…。落ちついて走るがペースが上がらない。全く息も上がらない。

フラストレーションをためながらも2週目に入る。しかし、やはり前が詰まる。同じことの繰り返しで気がつけば3週目。やっとばらけた…ここからガンガン攻めれると思いきや、直ぐ前に追いつき抜けない。インターバルをかけるがあまり得意ではない。

上りのパワーやスピードは周りと全然違う。抜ける所で抜くが、ここまで遅いと私の普段のギア比では重すぎ逆に難しい‼︎

 

常に前に人がいたレースだった。気がつけばもう1時間を超え6週目。また前に詰まりペースが上がらない。今のタイム差だと確実にタイムアウトになってしまう。ペースを上げるがすぐ前に追いつき上げられない。

予想通りギリギリでタイムアウトになってしまう。

 

レースが終わりあまり疲れていない自分がいた。追い込みきれていないのが分かる。人と走るのは難しい。スタート位置を上げなければ自分の本来の力もでない。レースって面白い。フィットネス以外の要素が沢山ある。もっと強くなりたい。

とりあえず、今はもっと練習だ‼︎

 

今回感じたのは抜くためにダッシュするのだが、スタート直後は皆元気でほぼ抜けない。しかし30分過ぎると周りと力の残り具合が全然違うと確認出来た。

 

上りのペースに関しては人が少ない後半の方が早かったのではないか。

次はマラソン王滝。そして富士見。やるしかない‼︎頑張るぞー‼︎

 

岡本紘幸

 

 

 

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